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日本の気候風土を乗り切るさまざまな工夫
屋根の中湿度調整

  ログハウスは小屋裏がない場合が多いので、夏場は屋根の中が高温になり断熱材だけでは2階を快適な温度にすることが難しい物です。ここでちょっと工夫をします。屋根の中は断熱材が入り10p程度の空気層を設けています。室内に5pの通気用穴を角タルキ間に開けてあります。一番高いところの外に換気扇を設け強制的に空気を動かします。普通に穴だけでも上昇気流が発生し自然に抜けるのですが強制換気すると屋根の中の温度は急速に下がりしかも夏場思いも寄らない結露を防ぐことが出来より快適になります。換気扇は夏や梅雨時に大活躍します。

 ■基礎の中の湿度調整

 コンクリートで造る基礎は10年程度は湿度を出し続けます。又、基礎の中もコンクリートで固めたベタ基礎でも基礎の中は湿度が高くなっています。従来は通気口を設けネズミや蛇が入らないようにな網状物で蓋をして自然換気が主流でした。シロアリは4月に外から飛んできて基礎の中に入り込みます。暗くて湿度が高いところが大好きです。その為の防蟻剤も10年で効果が無くなるばかりか人体にも影響します。基礎の中の空気を動かすことで湿度を下げることで木はより快適になります。コンクリートの基礎と土台は米ヒバの基礎パッキンを使用し、基礎と土台を密着させない工夫をしています。ここで使っている米ヒバ材は水や虫にとても強いことで知られています。

雨対策

大きく張り出した軒は日本伝統です。出来るだけ雨に当てないのが長持ちの秘訣でありログハウスらしいデザインです。デッキも屋根があるデッキと無いデッキでは耐久性に差が出ます。紫外線と雨の関係は深く大量の紫外線を浴びたデッキは表面の細胞が壊れていて雨が染み込みやすくなります。木は何度濡れても直ぐ乾くとダメージを受けないのですが濡れた状態が永く続くと腐朽菌の繁殖に繋がります。デッキに屋根がない場合はいつでも雨をはじくくらいまめな塗装が必要です。

台風対策
1. なんといっても雇い実です。直角にはいることで上下のログを引き寄せ、たとえストレスがかかって上下に透き間が空いてもサネが密着しています。上下のログにシーリング材は必要有りません。
2.木口からの浸水
 よく木口にまで実加工がされているログハウスを目にしますが 木口から強風と雨で室内中心部まで浸水しているケースを多く見ました。上下のログが、隙間なく密着している部分にその状況はありませんが、各社のログハウスをメンテナンスした経験から少なくとも数カ所多い場合は、壁一面のケースもありました。
3.ノッチからの浸水。
 4分の1鎌欠きはとてもシンプルな加工法ですが気密性は抜群です。空気もと通さないということで45分耐火認定を1回の試験で通過できました。

塩害対策

 小笠原諸島は母島での建築経験によりますと 全ての金物は、ステンレスを選択することが理想です。
 当社は、すでに通しボルトやビス類は、ステンレスを採用していました。通しボルトは継ぎ目のない3mを採用し、耐久性を陰で支えています。水切金物や、換気扇、屋根の金物、土台やその他建築金物全てステンレス若しくは、銅金物を選びます。 木造建築は、塩害を受けにくい物ですが、総合的な素材の選択や加工法の注意が必要な地域です。鉄筋コンクリート住宅や、釘を多用するツーバイフォーや木造軸組み工法に比べ、ログハウスは木組みの技術で建築されていますので、塩害にもっとも強い建築といえます。

ちょっと工夫: 左の写真 窓枠にボルトがででいます。目の前が海 そんな環境で後付けの雨戸を蝶ネジで止めるためのボルトです。


堅牢な土台や梁

 堅牢なログハウスも土台や梁 大引き根太など構造材に支えられています。
ビッグトマトでは、米ヒバの大きな材をふんだんに使用し、全て加工を施し、木組みで堅牢に仕上げます。  棟木は通常檜 屋根垂木掛け加工がされています。
 土台大引きは通常米ひば4寸角を使用します。重量物であるピアノや、薪ストーブがどの位置にも配置でき、床の強度とともに、建物全体の剛性を高めています。金物は極力使用しない方針で、継ぎ手を設け堅牢に造ります。

全て無垢材にすると屋根も床も健康です

 調湿効果抜群の杉材を野路板「屋根」に使い床の捨て張りに桧を使います。土の表面からから1m程度は湿気が多い部分です。より耐久性があり信頼性のある素材が必要です。屋根は暑さ寒さを一番受ける場所なので調湿製に飛んだ素材を選びます。


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